古屋安雄・国際基督教大学名誉教授、召天 91歳

2018年4月17日18時41分 印刷
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国際基督教大学(ICU)名誉教授の古屋安雄(ふるや・やすお)氏が16日、召天した。91歳だった。葬儀は22日午後1時から、同大礼拝堂(東京都三鷹市大沢3−10−2)で行われる。

1926年、中国・上海生まれ。46年自由学園、51年日本神学専門学校(現東京神学大学)卒業。51〜59年、米国のサンフランシスコ神学大学、プリンストン神学大学大学院、ドイツのテュービンゲン大学に留学。プリンストン神学大学大学院で神学博士号(Th.D)を取得。専攻は組織神学・宗教学。

59年ICU教養学部人文科学科(当時)講師、宗務部長として着任。72年に同学部教授に就任し、97年に定年で特任教授を退任するまで同大の宗教活動を指導し、教養学部のさまざまな授業を担当。学生らに大きな刺激と感化を与えてきた。また、英語やドイツ語による論文も多く、日本のキリスト教を積極的に海外へ紹介した。

この他、プリンストン神学大学大学院、アテネオ・デ・マニラ大学の客員教授、東京大学、東京神学大学、自由学園の講師を歴任。97年には東京女子大学宗教顧問、99年には聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科教授、科長に就任。アジアキリスト教教育基金(ACEF)顧問、日本基督教学会理事、賀川豊彦学会会長なども務めていた。

主な著書に『キリスト教国アメリカ』(67年)、『キリスト教の現代展開』(69年)、『プロテスタント病と現代』(73年)、『激動するアメリカ教会』(78年)、『現代キリスト教と将来』(84年)、『宗教の神学 その形成と課題』(85年)、『日本の神学』(共著、89年)、『日本伝道論』(95年)、『日本の将来とキリスト教』(2001年)、『日本のキリスト教』(03年)、『キリスト教と日本人 「異質なもの」との出会い』(05年)、『なぜ日本にキリスト教は広まらないのか 近代日本とキリスト教』(09年)、『日本のキリスト教は本物か?  日本キリスト教史の諸問題』(11年)、『私の歩んだキリスト教 一神学者の回想』(13年)など。他にも多数の著書がある。

葬儀に関する問い合わせは、同大宗務部(電話:0422・33・3323)まで。なお、遺族は花料を辞退しているという。

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