百人一読―偉人と聖書の出会いから―(88)ジョージ5世  篠原元

2018年4月3日11時55分 コラムニスト : 篠原元 印刷
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ジョージ5世(1865~1936)
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「国家の第一の宝である英語の聖書を、わが臣民が立派な遺産としていつまでも愛し続けてくれることが私の確かな希望だ」(『100人の聖書』132ページ参照)

この言葉は、ヴィクトリア女王の孫であり、エリザベス女王の祖父に当たるジョージ5世が書簡に記したものです。国王がここまで言うのですから、聖書とはスゴイ書物ということになります。実際、そうなのですが・・・。そして、実際そうだからこそ、イギリスの国王に「国家の第一の宝」とまで書かせたわけですね。

今、世界中には、どれくらいの本や雑誌が存在するのでしょうか。ひとえに本や雑誌といっても、いろいろな内容・ジャンルのものがあります。くだらない本もあれば、人を感動させる本もあり、人の人生をいい意味で変える本もあれば、読んでしまった人を破滅へ追い込むような本もあります。

まだ、私が小学生の頃の出来事ですが、クラスメートが学校の図書室である本を読んでしまいました。自分も何度も読んでいた本です。そのクラスメートは、その本に書かれていることを面白おかしく、他のクラスメートとしてしまったそうです。何をしてしまったかはここで詳しく書きませんが、小学校の中学年がするとは思えないようなことをしてしまったのですね。本にあるからというので。

さて、話は今年のことになりますが、3月に四国の高知に出かけました。そこで、珍しいものを発見しました。高知市民の方や一部の方々にとっては珍しくもないものかもしれませんが、東京生まれの東京育ちにとっては非常に珍しく、存在自体が驚きでした。

それが、このポストです。

百人一読―偉人と聖書の出会いから―(88)ジョージ5世  篠原元

白いポストです。「白いポスト」とありますね。よく目にする赤いポストではなくて、まさに、白いポストです。今まで、いろいろな所に行きましたが「白いポスト」を見たのは今回が初めてです。皆さんはどうでしょうか。「どこが珍しいの?よく見るよ」と言われる方もいるかもしれませんが「存在自体知らなかった!」と言われる方も多いはずです。そんな方は新発見しましたね。私も新発見でした。

それで、この「白いポスト」とは何なのか。この写真でお分かりいただけるでしょうか。「子どもに読ませたくない本、(ビデオ)はこの中に入れてください」とあるわけです。実際、この「白いポスト」にどれくらいの本やビデオが入れられていくのか気になるところですが、そんな本やビデオって多くないですか、実際。

コンビニに入れば、成人雑誌コーナー。こんなコーナーが、あっていいのでしょうかね。子どもだってその前を通りますからね。また、DVDなどのレンタルショップに行っても、そんなコーナーがあります。今は、マンガもレンタルできますから、子どもたち(大人)も立ち読みしています。DVDと違ってマンガは立ち読みができてしまうわけで、子どもでも読んでしまいます。その内容の酷さ、くだらなさ。

絶対に子どもが読んではいけないような内容のマンガがたくさん並んでいるわけです。そして、子どもたちは自由に手に取って立ち読みできるわけですね。町の一般書店でもそうです。子どもが手に取れるような場所や位置に、平気でとんでもない本を置いています。

とにかく、子どもに読ませてはいけないような内容の本やマンガが多すぎます!そうではないでしょうか。それらが、子どもの非行化を進めている、また、子どもの性犯罪を助長しているのは明らかです。

ですが、最後に考えていただきたいのは「子どもに読ませてはいけない!」また「子どもには読ますことができないネ」とかいう本やマンガは、大人も読んじゃダメなのではないでしょうか。内容が問題ありだから、または、内容が過激だったりするから「成人指定」になったり「子どもには・・・」とちゅうちょしてしまうわけですよね。逆にいえば、そんな内容の本や雑誌、DVD、マンガは、成人である皆さんが読んでも、益にはならず、マイナスになるものです。だいたい、そんなものを部屋に堂々と置いておくことができないはずですからね。

急に彼(彼女)がやってきて、そのブツを見られたら・・・。何かが終わってしまうかもしれませんね。また、急な来客にそんなものを見られたら・・・。気まずさが、あなたと来客、そして部屋全体に満ち溢れることになります。

本当に良いものは、大人にとっても子どもにとっても良いものです。そして、コソコソ隠す必要はないものです。本当に必要なものは、大人にも子どもにも必要です。水も酸素も、愛情も優しさも、大人にとっても子どもにとっても必要なものです。

有害なものは、子どもであれ大人であれ有害です。毒の力は大人と子ども関係なく、人体に害を与えます。子どもに害があるならば、大人にとっても害になるものではないでしょうか。大人だから、もう成人しているから大丈夫ってことはあり得ないはずです。有害なものは、大人であれ子どもであれ、どんな人にも有害です。

麻薬や違法ドラッグは、子どもも大人も手を出してはいけませんよね。大人ならOKということはあり得ません。同じく「子どもに害を与えるような本」や「子どもに読ませたくない本」は本来、大人も読んではいけないはずですし、大人であっても害を受けてしまうものなのです。そんなものを読んでいると、考えや行動がそんなものになっていきます。人は、触れるものや読むものに似てくるはずですから。

私から言わせれば「白いポスト」に入れるべき本やマンガやDVDや雑誌やビデオが多すぎです!ぜひ、皆さんの人生や生活から「成人指定」のいろいろな物や「子どもには・・・」とちゅうちょする物や、それから「子どもに読ませちゃ(見られちゃ)ダメだな!」というものはゴミ箱行きにして、除いていきませんか。それは最高の断捨離であり、人生を、皆さんの日々を美しくするものだと信じます。

わいせつな内容の雑誌やDVDやマンガや本を周りに置いているなら、わいせつ行為をしたくなるでしょう。くだらない雑誌やマンガを読んでいるならば、知らないうちに考えもくだらなくなるでしょうし、そんな行動に進んでいくでしょう。子どもに見せることのできないDVDやビデオや動画を見ているならば、そんな映像で頭がいっぱいになってしまい、やっぱりそういうことをしたくなるわけです。

子どもにも大人にも有益で、子どもも大人も安心して読むことができるのは、世界のベストセラーである聖書です!今、子どもに読ませることのできない本や、安心して子どもに渡せない本がいっぱいです。うかうかと子どもだけで書店に行かせることもできないような世の中になりつつあります。それほど、くだらない本が多く、そして堂々と売られています。本当に有益な本は、誰が読んでもいいものです。そして、誰にとっても読めば益になります。

そんなわけで、どんな人にも必要であり、どんな人でも読むべきであり、どんな年齢の子にでも安心して読ませることのできる本、それこそ聖書です。リンカーン大統領は子どもの頃、お母さんに聖書を読み聞かせてもらって育ちました。聖書は、子どもでも読める、いいえ、子どものうちから読むべき本です。聖書は、人に知恵を与え、人を建て上げる書物なのです。

その聖書のことを、ジョージ5世は「国家の第一の宝」と書き遺しました。くだらない本や「成人指定」とかいわれる本や雑誌、DVDやビデオが国家の宝となるはずありませんよね。そんなものは人生から排除して、大人も子どもも安心して読むことのできる、子どもでも大人でも、読むならばいっぱい知恵や教訓を受け取ることができる、その聖書を読んでいきませんか。

いかがわしい本や雑誌やDVDやビデオとかを宝物としていても、イザという時に堂々と子どもたちに見せることはできないでしょうし、最愛の人(彼氏や彼女や恋人や婚約者)に「これ見てよ!スゴイでしょ。俺の宝物だよ!」と言って見せることなんてできないですよね(そんなことをしたら「私(俺)はどうなの?私(俺)じゃないの?!」と怒られて関係がこじれます。おそらく)。

本当の宝物は、堂々と誰にでも自慢できるものなのです。そして、誰から見ても宝物です。世界のベストセラー聖書は、誰が見ても最高の宝物です。自慢できない、隠さないといけない、子どもには読ませられない、見せられないってことは、それが「くだらないもの」「いかがわしいもの」ということの証拠です。ですから、そんなものは部屋からポイして、安全な環境を作りませんか。誰が遊びに来ても大丈夫、子どもがどこをあらそうとも大丈夫な部屋にしませんか。

願うのは「白いポスト」がいかがわしい本や雑誌やDVDやビデオでいっぱいになり(別に「白いポスト」に入れなくても、ゴミの日に捨てればいいことですが)、皆さんの家や部屋に世界のベストセラー聖書が輝くことです。くだらないものを部屋から除いて、きれいにしませんか。今日、もしくは今週中に。そして「世界のベストセラーが、ここにある!」と言って自慢できる聖書を置く。

リンカーンをはじめアメリカ歴代大統領や世界の偉人が読み続けてきた聖書です。宝物にするべきは、この書物です。さあ今週は、部屋にある本や雑誌やDVDやビデオの断捨離にトライしてみませんか。

次回の百人一読は、ウィンストン・チャーチル。人生に「憩い」って大事ですし、必要不可欠ですね。あなたの人生に、憩いはありますか。聖書が教える本当に憩える方法をご紹介します。

※前回(3月27日掲載)予告させていただいた内容と本日の内容が大幅に異なったものとなっています。予定が変更になりましたことをご了承ください。

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

篠原元

篠原元(しのはら・げん)

1991年7月、東京都千代田区生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。JTJ宣教神学校卒業、アンテオケ国際宣教神学校卒業、同神学院中退。現在、VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、またテレビ番組「ライフ・ライン」などに出演するなど多方面で活動中。2017年1月に有志のメンバーにより設立された社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』(発行:イーグレープがある。

各種依頼などに関する問い合わせは、以下の教会ホームページまたは「100人の聖書基金」ホームページを参照。

炎リバイバル教会ホームページ
「100人の聖書基金」ホームページ

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