カリタスジャパン、四旬節で「愛の献金」キャンペーン開始

2018年2月14日19時07分 印刷
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ヨルダン北部の都市マフラクから東に約10キロ離れた場所にあるザータリ難民キャンプで生活する少年。2011年に始まったシリア内戦による難民を収容し、一時は20万人を超える人々が居住していた=2017年3月27日(写真:UN Photo / Sahem Rababah)
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カトリック系慈善団体のカリタスジャパンは、四旬節(レント)初日の「灰の水曜日」となった14日、毎年恒例の「四旬節 愛の献金」キャンペーンを開始した。

「愛の献金」は、日本カトリック司教協議会が、キリスト信者にとって教会の要請に応じる義務として制定した8つの献金の1つ。毎年四旬節の期間に行い、集められた献金はカリタスジャパンを通して、海外や国内の各地へ送られ、難民や孤児の支援、また貧困や失業、飢餓などに苦しむ人々の支援のために用いられる。

カリタスジャパンはこの期間、教皇の四旬節メッセージや趣意書などを掲載した小冊子やポスターを配布するなどし、全国のカトリック教会やカトリック系学校に献金を呼び掛ける。今年の献金趣意書によると、昨年は6千万円以上が集まり、インドやカンボジア、キルギスタン、ミャンマー、モンゴル、ケニア、パレスチナ、ヨルダンなどへの支援に用いられた。

ローマ教皇フランシスコによる今年の四旬節メッセージは、「不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える」(マタイ24:12)。教皇はこの中で「『すべての悪の根』(テモテ一6:10)である金銭欲は、何よりもまして愛を弱めます」と指摘。また「被造物もまた、このように愛が冷えることを静かに証ししています」とし、人間によって汚染された地球環境についても触れた。

さらに「私たちの共同体の中でも愛は冷えています」と、教会内部の愛のない姿についても指摘。怠惰な利己主義、実りをもたらさない悲観主義、孤立願望、互いに争い続けたいという欲望、表面的なものにしか関心をもたない世間一般の考え方などを例として挙げた。その上でこの四旬節に、祈りと施し、また断食をするよう呼び掛けている。

カリタスジャパンでは、献金趣意書を日本語の他に、英語やスペイン語、ポルトガル語、韓国語、中国語など計7カ国語で提供しているほか、組み立て式の募金箱や献金袋なども用意している。詳細・問い合わせは、同団体のホームページまで。

カリタスジャパンは、日本カトリック司教協議会の社会司教委員会を構成する一委員会。社会福祉活動の推進と国内外の災害援助や開発援助を行っている。日本のカトリック教会における広義の社会福祉に関わる部門として、また国際カリタスの一員として、その他の国際機関とも協力しながら活動を行っている。国際カリタスは、1951年に当時のローマ教皇ピオ12世によって認可された社会活動・救援活動団体。国連認定NGOであり、カリタスジャパンも含め加盟団体数は160を超える。

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