芸術✕教育✕聖書サロン グローバルティーチャー賞世界トップ10を迎えて日本橋で2月16日 関智征

2018年2月7日11時57分 コラムニスト : 関智征 印刷
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「初めにことばがあった。・・・万物はことばによって成った。ことばによらずに成ったものは何一つなかった。ことばの内に命があった」

一般的に、ことばというと会話や文章などの言語を指します。しかし、「ことば」とはもっと広い概念を指すのではないでしょうか。朗読や音楽、料理、建築、ダンス、演劇、働く人間の背中・・・、さまざまな「ことば」が私たちを包んでいます。そして、神様は、さまざまな「ことば」で語り掛けます。ある人は、美しい夕焼けの空を見て、ある人はピアノの音色を聞いて、神の存在を感じます。

1. 芸術に力を入れた教会開拓

私は、千代田区内に十数年、住んでおります。千代田区は、楽器屋やコンサートホール、ギャラリー、劇場などが集中しており、多様なアーティストが集まる地域です。

これまで、私自身は千代田区内のパパ友やボランティアつながりなどで、千代田区で活動するアーティストたちとの出会いに恵まれてきました。また、若い頃から、カメラマンや映像ディレクター、デザイナーの方々とお仕事をご一緒してきたこともあり、自然とアートに興味を持ちました。

牧師という仕事自体も、極めてアーティスティックな仕事だ、と私は思います。共同体や教会活動をデザインし、「ことば」の筆で相手の心にスピリットを描く。その意味で、説教を含めた芸術表現を使って、目に見えない存在を体験できる「場」作りをできたらと思います。

2. 日本の伝統文化・芸術を生かして

昨年5月、ニューヨークのリディーマー・チャーチによる「シティ・トゥ・シティ」トレーニングに参加してきました。台湾での2週間のセッションの間、ニューヨーク、シドニー、ムンバイなど芸術が盛んな都市の牧師たちと、芸術と信仰についても議論しました。その中で話題になったのは、「伝統文化と信仰」です。

日本では、良くも悪くも「キリスト教=西洋文化」と広く認識されてきました。これは、ある意味、機会損失だったのではないでしょうか。

私たちの教会においては、日本の良き芸術、例えば琴やお香なども取り入れたいと考えています。私たち日本人は古来より「美」の概念を重視してきました。その良き伝統を否定するのでなく、むしろ積極的に評価し、福音によって日本文化に新しい命が吹き入れられるような場を作りたい。

3. 「聖書✕芸術」サロン

現在、芸術にフォーカスした「ブランド ニュー サロン」という名の集いを神田地区で始めたところです。このサロンは、スピーチを聞いた後、参加者同士が夕食を頂きながら、テーマについて話し合ったりする双方向型の講演会です。今まで、下記のような方々をお迎えして、芸術と信仰という視点で、ディスカッションしました。

2017年4月
「建築デザインとキリスト教」
香山壽夫(建築家、東大名誉教授)

2017年6月
「バッハと石焼き芋と私」
ロジャー・ラウザー(オルガニスト)

2017年7月
「アーツの視点からみた介護サービス」
遠藤正一(ロングライフ株式会社代表取締役)

2017年12月
「アーツの視点からみた英語」
柴田真一(NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」講師)

次回は2018年2月16日(金)、「アーツと教育イノベーション」というテーマで、髙橋一也さん(2017グローバルティーチャー賞で世界トップ10に選出)を招き、教育と芸術の組み合わによるイノベーションについてご一緒に考える場を設けます。

「どうすれば子どものやる気や可能性を引き出すことができるかを一緒に考えたい」「そもそも教育や学校って、何のため?」「アートを教育に生かしたい」という方のご参加をお待ちしております。

「聖書✕芸術」サロン詳細

関智征

関智征(せき・ともゆき)

ブランドニューライフ牧師。東京大学法学部卒業、聖学院大学博士後期課程修了、博士(学術)。専門は、キリスト教学、死生学。論文に『パウロの「信仰義認論」再考ー「パウロ研究の新しい視点」との対話をとおしてー』など多数。

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