日系カナダ人伝道に生涯をささげた女性 マーガレット・リッジウェイ(最終回)最後の追い込み

2017年12月1日23時35分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
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心臓発作から順調に回復したマーガレットは、さまざまな新しい活動に熱心に取り組むようになりました。聖書クラスを毎週教えたり、海外を旅したり、多くの友人や親戚の人たちを楽しませたり、自分の家系、特に父方の家系について調べたりしました。このことが、父親を早くに亡した溝を埋めるのに役立ったことは間違いありませんでした。同時にそれは、めったにない贈り物を手に入れる結果にもなりました。その時に至るまで音信不通だったいとこたちと親しくなり、定期的に英国を往来するようになったことは、マーガレットにとって楽しい経験となりました。

その後、80代になり、記憶の衰えがひどくなったマーガレットは、さまざまな点で制限を受けるようになりました。マーガレットは、この現実を受け入れることに苦しみました。晩年の数年間は、過去にボランティアでチャプレンをしていたハローパーク老人介護センターに入居して過ごしました。

マーガレットは、日系カナダ人伝道に長年一緒に携わった多くの日系人や白人の友人たちのことは、決して忘れませんでした。また、カナダ日系人宣教会(CJM)による、過去と現在の主の御業を思うことに飽きることもありませんでした。CJMの働きは、マーガレットが残した霊的遺産となりました。

マーガレットは、2004年11月4日に転倒し、転び方が悪かったため骨盤を骨折しました。すでに89歳でとても弱っていたため、抵抗力がありませんでした。翌日の11月5日午後1時15分、ついに天に召される時が来ました。

「忠実な良い僕(しもべ)だ。よくやった。(中略)主人と一緒に喜んでくれ」(マタイ25:21)

「今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである。(中略)彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである」(黙示録14:13)

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