米テキサス銃乱射、事件前に教会通う義母と口論 動機は「家庭の事情」か

2017年11月7日16時30分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
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+米テキサス銃乱射 事件前に現場の教会に通う義母と口論
事件のあったサザーランドスプリングス第一バプテスト教会(写真:同教会のフェイスブックより)
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米テキサス州の教会で5日に発生し、1歳半の子どもを含む26人が死亡した銃乱射事件で、地元当局は6日、デビン・パトリック・ケリー容疑者(26)が事件前、義理の母親と口論していたことを明らかにした。

当局によると、ケリー容疑者は事件前、義母に脅迫する内容のメッセージを送り付けていたという。義母は時折、現場となった同州サザーランドスプリングスの教会に出席していた。同州公安局広報担当のフリーマン・マーティン氏は、事件の背景に「家庭内の事情があった」と記者団に語った。

元米空軍兵のケリー容疑者は2012年、妻と子どもに暴行を加えたとして軍法会議にかけられ、1年の禁錮刑を科された。米空軍のアン・ステファネク報道官によると、その後14年に「悪行」のため懲戒除隊処分となったという。

ケリー容疑者は事件当日、黒の防弾チョッキを着用し、軍仕様の攻撃用ライフル「ルガーAR‐556」を持って、日曜礼拝中のサザーランドスプリングス第一バプテスト教会に押し入り、銃を乱射した。当局によると、26人が死亡したほか、20人が負傷した。

ケリー容疑者が教会を去った後、地元住民2人が近くにあったトラックで追跡。住民の1人は教会近くの自宅から自身のライフルを持ち出し、銃撃戦となった。ケリー容疑者はその後、近くの町で衝突事故を起こして止まっていた車の中で見つかった。マーティン氏によると、自身の銃で自殺したか、住民の銃撃によるけがで死亡したとみられる。一方、逃走中に携帯電話で父親に連絡し「撃たれた。もうダメだと思う」などと伝えていたことも分かっており、当局はこの通話後に自殺した可能性が高いとみている。詳しい死因は、司法解剖後に明らかになる見込み。

地元ウィルソン郡のジョー・タッキット保安官によると、ケリー容疑者が襲撃した際、義母は教会には来ていなかった。

この事件では、1歳半の幼児から77歳の高齢者までが犠牲となった。米国では昨年6月、フロリダ州オーランドのナイトクラブで男が銃を乱射し、49人が死亡する事件が発生。今年10月にもネバダ州ラスベガスで、男がホテルの部屋からコンサート会場に向けて銃を乱射し、58人が死亡、約500人が負傷する事件が起きている。

今回の事件では負傷者20人のうち10人が重体で、今後死者が増える可能性もある。現在の死者数26人は、2012年12月にコネチカット州ニュータウンの小学校で発生した銃乱射事件に匹敵する。この事件では、自宅で母親を殺害した男が小学校に侵入し、児童20人を含む計26人を銃殺した。米国で起きた単独犯による銃乱射事件としては、今回の事件を含めこれら4件が最も死者数の多い事件となっている。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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