ドイツ福音同盟、総選挙を前に呼び掛け 「候補者と対話を」

2017年9月13日17時44分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
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ドイツのアンゲラ・メルケル首相(写真:Alexis Tsipras)
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ドイツ総選挙を前にドイツ福音同盟(EAD)はクリスチャンに対し、祈るとともに候補者たちと直接対話する機会を積極的に求めるよう呼び掛けた。また、クリスチャンとして、投票する責任を真摯(しんし)に受け止める必要があるとし、9月24日の投票日には、しっかりと投票所に足を運ぶよう呼び掛けた。

EADは6日に発表した呼び掛け文(英語、記事下に日本語訳あり)で、「怒れる政治と批判によって台無しにされた時節にあって、私たちはすべての政党の政治家を祝福し、寛大な心を持って彼らと対面したいと願っています。また私たちは、わが国における理解と尊重の精神のために祈ります」と述べている。

また、「各政党のマニフェストは政策の概要を示していますが、個人的なやりとりからは、候補者の人柄や政治的立場、誠実さが分かります」と続け、候補者との対話を模索することに前向きであるべきだとしている。

欧州のキリスト教メディア「エバンジェリカル・フォーカス」(英語)によると、EADは、社会問題に関する対話のきっかけになるとして、候補者に対する次のような質問例を紹介している。

「現在の連邦議会に見られる分裂ムードを変えるために、あなた(候補者)は何をしますか?」「欧州と世界における、現在と将来のドイツの立場をどう理解しますか?」「わが国における難民と移民の統合を成功させるにはどうすればいいでしょうか?」

これまでのところ、アンゲラ・メルケル首相が党首を務めるキリスト教民主同盟(CDU)と統一会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)の与党は、最大野党のドイツ社会民主党(SPD)を抑え、優位を保っている。このまま行けば、次期政権もドイツの政治体制ではよく見られる連立政権となる可能性が高く、メルケル氏が現在の立場を維持すると見られている。

以下、EADが発表した呼び掛け文(日本語訳)。

2017年9月24日に行われるドイツ総選挙のための祈りの呼び掛け

ドイツ福音同盟は、欧州中の祈りのサポートに感謝しています。

神の御腕は、水の流れのように人の心を導くことができます(箴言21:1)が、祈りは神の御腕を動かします。それ故、私たちは、神が誠実な人々を政治家に召してくださり、その役割のために整えてくださるよう祈ります。

しかし祈りは同時に、祈る者をも動かします。怒れる政治と批判によって台無しにされた時節にあって、私たちはすべての政党の政治家を祝福し、寛大な心を持って彼らと対面したいと願っています。また私たちは、わが国における理解と尊重の精神のために祈ります。

私たちは、クリスチャンが候補者との直接対話を求めるイニシアチブを取り、他の人たちもそうするよう促すよう祈ります。各政党のマニフェストは政策の概要を示していますが、個人的なやりとりからは、候補者の人柄や政治的立場、誠実さが分かります。

また私たちは、各地の同盟団体が、生産的な政治討論を行う場を設けてくださるよう祈ります。それには各地の政治家とのパネルディスカッションが含まれます。私たちは、討論を通じて育まれる出会いと人間関係が祝福されるよう祈ります。

そして、人々が投票に足を運ぶよう祈ります。クリスチャンとして、私たちはこの責任を真摯(しんし)に受け止める必要があります。また、他の人もそうするように励すことが必要です。

私たちは、選挙前の数週間、この国の安全が保たれるよう祈ります。これまでのところ、今夏のドイツは平和でしたが、スペインとフィンランドでのテロ攻撃は、平和の脆(もろ)さを想起させます。それ故、私たちは、平和を破壊しようとする勢力に対しても祈ります。

私たちはドイツのために祈ります。また、選挙の後、当選したすべての人が知恵と勇気と誠実さをもって指導することを祈ります。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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