試練が祝福に変わる 菅野直基

2017年9月6日06時45分 コラムニスト : 菅野直基 印刷
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1人でぼーっと過ごしていたとき、突然、「あ~~」という声とともに、階段を「ゴトン~ゴトン~ゴトン」と転がりながら落ちる音が聞こえました。私はとっさに、下の子たちが階段で遊んでいて落下したのではないかと考えて、階段の方に走っていきました。

見たら、少し重たい箱が転がり落ちていました。ホッと胸をなで下ろしました。

もう数年前のことですが、3番目の子が幼稚園の頃、自転車に乗せてお出掛けしたとき、子どもを座らせたままスタンドを上げて駐輪しました。ほんの数秒のことなので、「動かないでね」と念を押すように声を掛けましたが、動いたのでそのまま転落し、頭を強打してしまいました。

精密検査の結果、異常がないことが分かりましたが、結果を聞くまでとても心配でした。

それからしばらくした頃、同じ子が階段から転がって落ちたこともありました。落ちて泣いているだけで、どんな状況か分かりませんでしたが、通りすがりの人が一部始終を見ていたようで、「お子さんは、階段から勢いよく落ちましたよ。怪我(けが)がないといいのですが・・・」と言いながら去っていきました。

この時も、念のため検査をしましたが、異常がないことが分かりホッとしました。

それからも、数々の危ない目に遭いましたが、この年まで守られて神様に感謝をしています。軽傷程度の危ない目に何度も遭ったことで、気を配るようになりました。かえって良かったと思えます。

私たちが遭う試練も、似ていると思います。中には、大きな試練に遭われた人もいると思いますが、命を失うことなく、取り返しがつかないほどの失敗でもなく、耐えられるほどの試練に遭うことで、いろいろなことを気にするようになり、慎重になり、謙遜になり、かえって良かったのではないでしょうか。

試練をたくさん通った人は、人の心の痛みが分かり、優しい人です。軽い病気になった人は、健康に気を配るようになり、普通に健康な人よりもかえって長生きすることもあります。

そして、試練に遭うことで、自分の弱さを知り、神と出会う人もいます。これは、明らかに試練が宝に変わっています。試練に遭ったとき、悲観したり、愚痴るのではなく、神に助けを求め、神に感謝をささげましょう。

試練はマイナスです。しかし、試練があったことでより良い人生を生きられるとしたら、試練は宝であり、祝福に変わります。

今日、試練の中で、十字架で死なれ、復活されたイエス様と出会ってください。その悲しみと涙が、喜びと笑いに変わります。

良い1日をお過ごしください。

菅野直基

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

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