百人一読―偉人と聖書の出会いから―(58)飯島延浩 篠原元

2017年9月5日05時59分 コラムニスト : 篠原元 印刷
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山崎製パンの配送トラック(写真:ITA-ATU)
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山崎製パン。コラムをご覧の皆さんの中にも、この会社のパンを食べているという方が多いと思います。

1948(昭和23)年、飯島藤十郎という人物が創業してスタートした会社です。今では、売上高7300億円以上(単体)、そして従業員数1万8千人以上という日本を代表する大企業です。山崎製パンの現社長である飯島延浩氏は、東ハト代表取締役会長、また不二家取締役相談役も務める、日本を代表する実業家です。

クリスチャンである飯島社長がこのように語っています。「神の教えに忠実に経営をすればよい結果が得られる。知っておいて損はありません」(『100人の聖書』89ページ参照)

話が大幅に変わります。つい最近、九州に出掛けてきました。何百年も前に隠れキリシタンが潜伏した地であり、来年の世界遺産登録が期待されている集落もあって、宝島といわれる地域でした。いろいろ情報収集ができ、また勉強して戻ってきました。

地元出身の女性ガイドが、ずっとしゃべりながら案内してくれました。いろいろ教えてくださり、地域に古くから伝わる歌を歌ってくださったり、方言を教えてくださったりと頑張ってくれたのですが、彼女の発言が意外でした。

皆さん、どうでしょうか。私の写真はこのコラムの一番下にプロフィールと一緒にアップされていると思いますが、ぜひ写真をご覧ください。この顔を見て、彼女が言ったのがこのような一言です。「お酒飲みそうに見える!」。どう思われますか? この顔がそう見えるんでしょうか?

その地域特産のお酒のことを説明しながら「お酒でも」と勧めてくる彼女に、「酒は飲まないから」と返事をしたら、さらにダメ押しで「飲みそうに見える!」と言われてしまいました。真面目な話ですが、アルコール類は飲めますが、あまり飲まないことにしています。別に嫌いということではありませんが、最近はほとんど飲んでいません。

キリストの神様の教えは、聖書という書物に書いてあります。それでよく誤解されているのが、キリストの神様の教えは「禁酒禁煙」ではないか、ということです。「禁酒禁煙」が無理だから、キリストの神様も無理という方も多いのではないでしょうか。

ですが、キリストの神様の教えに忠実に歩んでいると自覚する私も、別に禁酒はしていません。飲むべき時は飲みます。大好きというわけではありませんが、飲めないわけでもありません。誤解がありますが、キリストの神様の教えに忠実に生きる、歩むということに、「禁酒する」は含まれません。ご安心ください。

キリストの神様の教え(聖書)には「禁酒」を定めるものは一切ありません。だから、自分の神を、キリストの神様に安心して決めていただいて大丈夫です。お酒が好きでも、お酒を飲まれる方でも、キリストの神様を信じるクリスチャンになれますから。

ただし、キリストの神様の教えには「酔うことを禁止する」定めがあります。キリストの神様の教えは簡単です。酒やアルコールを飲むことは許されるが、酔ってはいけない。酔うのは罪だというのが、キリストの神様の教えです。

まさに的を射ていませんか?「酒は一滴も飲むんじゃないぞ!」と言われるとキツイかもしれませんが、キリストの神様は、飲酒はOKとし、ただ、酔った状態になることを禁止しているわけです。

三浦綾子の作品では、酒に酔うことによって、周りの人の人生をメチャクチャにする人物がたくさん出てきます(『泥流地帯』の登場人物:福子の父、『われ弱ければ』の主人公:矢嶋楫子[かじこ]の夫)。酒を飲むことそのものが悪いというより、酒を飲むとブレーキが利かなくなる人が酔って、周囲に迷惑をかけるのが悪いことですよね。キリストの神様の教えは、まさにそういうことです。

いかなる場合でも、いかなる状況でも「禁酒しろよ」だと大変です。営業の席でも、接待の場でも飲めないとなるとキツイです。キリストの神様の教えは、人間を大変な(生きていけないような)状況へ追い込むことはしません。ただ、キリストの神様の教えは、それを守る人とその人の周囲にいる人をも幸せにするものです。

酒に酔う親によって苦しんだ人がどれほどいるでしょうか。酒癖の悪い人のせいで悩まされている人がどれほどいることでしょうか。酒に酔うことは、本人の生活や人生、そして、本人だけでなく周囲の人の生活や人生をメチャクチャにします。

キリストの神様の教えは「飲むことを禁じはしない。だが、酔うな!」です。この教えにすべての人が従えるようになったら、どんなに良い世界になり、幸せな家庭が増えることでしょうか。

まずは、聖書を読んで、その教えを学んでみてください。お酒を飲む代わりに、聖書を読んでみてください。新しい人生が始まると思います。

お酒を飲まない皆さんも、今日からキリストの神様の教えに従って生きていきませんか。キリストの神様の教えというのは、神の優しさと思いやりから出ていて、あなたを幸せにするためのものなのです。

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

篠原元

篠原元(しのはら・げん)

1991年7月、東京都千代田区生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。JTJ宣教神学校卒業、アンテオケ国際宣教神学校卒業、同神学院中退。現在、VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、またテレビ番組「ライフ・ライン」などに出演するなど多方面で活動中。2017年1月に有志のメンバーにより設立された社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』(発行:イーグレープがある。

各種依頼などに関する問い合わせは、以下の教会ホームページまたは「100人の聖書基金」ホームページを参照。

炎リバイバル教会ホームページ
「100人の聖書基金」ホームページ

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