堀越暢治氏が召天、91歳 「神」ではなく「創造主」と呼ぶことを提唱 創造論を貫いた牧師

2017年8月30日16時15分 記者 : 雜賀信行 印刷
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堀越暢治氏(写真:単立創愛キリスト教会提供)
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単立創愛キリスト教会(三重県四日市市)の顧問牧師である堀越暢治(ほりこし・のぶじ)氏が30日午前8時20分頃、老衰のため召天した。91歳。前夜式は9月1日(金)午後7時から、告別式は2日(土)正午から同教会礼拝堂にて執り行われる(教会の送迎マイクロバスが近鉄四日市駅前南ロータリー待機場所から2日午前11時に出発予定)。

堀越氏は1926年、群馬県の神主の子として生まれた。幼い頃に母親を亡くして以来、「命の由来」を考えてきたという。戦時中は陸軍士官学校に入ったが、戦後になると「士官」ではなく「戦争犯罪人」として扱われたことから「人の価値」について考えるようになる。この経験が後に堀越氏を、聖書に立つ「創造論」を伝える働きへと導くことになった。

宇都宮大学農業土木科卒業後、「命の由来」と「人の価値」について調べるために日本基督神学校に入学。62年に卒業し、日本長老教会四日市教会牧師に就任した。99年からは単立創愛キリスト教会牧師となり、半世紀以上にわたって四日市の地で伝道牧会の働きを担ってきた。70~74年まで母校の日本基督神学校(81年に東京基督神学校に改称)の教授会議長(校長)を務めた。その他に、東京キリスト教学園名誉理事、グレイス学園めぐみの園理事長、いのちありがとうの会理事長。

『人間の生まれた日―進化論と創造論』『キリスト教基本教理入門』『日本人の心とキリスト教』『キリストにある死および死後の問題―葬儀に関する注意事項』『教会生活入門』『因習からの解放』『子供をしっかりしつける法』『愛の再検討―子どものしつけと親の愛』『新聖書講解シリーズ(テトスへの手紙)』(いのちのことば社)など、分かりやすくキリスト教の基本を伝える入門書を多く著した。

また、2013年に刊行された『創造主訳聖書』(ロゴス出版社)は、「これまで『神』と訳されていたのを『創造主』に改めた旧新約聖書が必要」との堀越氏の呼び掛けにより、聖書キリスト教会牧師の尾山令仁氏による現代訳聖書を底本にして作られた。これによって、日本人が「神」と言われて頭に思い浮かべる「八百万の神」「先祖」といった偶像的なイメージから離れて、聖書に示されている真の「創造主」を伝えることができると、堀越氏は宿願を果たせたという。

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