聖書をメガネに クリスチャントゥデイをめぐる私の立場 宮村武夫

2017年7月29日08時35分 コラムニスト : 宮村武夫 印刷
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私が2014年4月、クリスチャントゥデイの働きに参加する前後から、直接に受けたクリスチャントゥデイに対する少数の証言は、グレイだというものです。黒だと断言せず、グレイと言っている限り、その方は最終的に責任を取る必要がない、安全地帯にいるわけです。

黒だと断言しているのは、私の知る限り1人の方です。そうした状況の中で、2014年の年頭、私自身が決断したのは、「ミイラ取りがミイラになる」可能性を覚悟して「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を、捨て身で進む道です。

3年半以上経過した今日、私は、日々提供されている実際のクリスチャントゥデイの記事やコラムを、尊く大切な虎子と理解しています。この場合も、「木は実で判断する」のが、何かと制約のある私たちに許さている実践的な方法ではないかと受け止めています。

今、私に委ねられている役割の1つは、神田岩本町のクリスチャントゥデイ事務所を訪問くださる方と、心を開いて対談することにあると自覚しています。自分の足で歩き、自分の目で見、自分の頭で考え判断する、真実で勇気のある方々一人一人から学び続けています。そうした方々にお会いするため、京成小岩から東日本橋まで、杖を突きながら、それも1人でカタツムリの歩調で出掛けるのは、なかなかの恵みです。

私も今までの歩みで教えられてきたすべてを、失敗や挫折を含め、対話に注ぎ込む思いです。このような営みの中で、使徒の働き・使徒言行録の最後にルカが描く、軟禁中・欠如と制約の中で、キリストにある自由を生きるパウロの姿が励ましです。そうです、いつでも、どこでも、誰に対しても、喜びの訪れを正しく、深く、豊かに共に味わう、この精神と実践が、クリスチャントゥデイです。少なくとも私にとって。

「丸二年パウロは自ら借りた家にとどまり、たずねて来るものを皆迎え、神の国をのべ伝え、主イエス・キリストのことを教えた。それは全くはばからずなされ、何の妨げもなかった」(使徒記28:30、31、前田訳)

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宮村武夫

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京深川生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部(組織神学)修了。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。2014年4月からクリスチャントゥデイ編集長、17年4月から同論説主幹。

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