日本で半世紀以上仕えた宣教師 ケニー・ジョセフ氏の追悼式、東京で開催

2017年7月13日15時23分 印刷
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+日本で半世紀以上仕えた宣教師 ケニー・ジョセフ氏の特別追悼式、東京で開催
ケニー・ジョセフ氏の妻のライラさんは米ロサンゼルスからスカイプで登場した=1日、コミティッド・ジャパン東京(CJT、東京都調布市)で
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長年にわたって宣教師として日本で仕えてきたケニー・ジョセフ氏の特別追悼式が1日、友人や家族が集う中、東京都調布市のコミティッド・ジャパン東京(CJT)で行われた。米ロサンゼルス近郊では今年1月、日本での特別追悼式に先立ちメインの追悼式が行われていた。

ケニー氏は、1951年から2013年に米国へ帰国するまで、宣教師として東京で仕えてきたが、脳卒中により今年1月、88歳で天に召された。特別追悼式はCJTの石井希尚(まれひさ)牧師の司式で行われ、ケニー氏の妻ライラさんがロサンゼルスからスカイプを通じて弔辞を述べ、式に集う多くの友人らに謝意を伝えた。

「夫は日本を愛していました。私も同じです」「天国に行く前、夫は最期の言葉を日本語で語りました。それほど日本を愛していたのです。私たちは皆様に感謝しています。私は今そこにおられる皆様お一人一人を愛しています」

ケニー氏の次男、ロバート氏は式のため米国から来日し、四男のマーク氏は、日本語字幕付きの動画であいさつした。

式のプログラムの中には、生前のケニー氏が動画で登場し、日本語字幕付きで15分間にわたり自身の人生について語るというユニークな企画もあった。動画の終わりには、ケニー氏がカメラをのぞき込み、自分たちのことを忘れないでほしいという願いを次のように伝えた。

「兄が溺死したので、私は2人分の人生を背負ってるように感じています」「1人は『ビジョンを書き記し、それを分かりやすく示せ』と言い、もう1人は『世界に出て行き、福音を宣(の)べ伝えよ』と言います。そういうわけで、私は説教者であると同時に、物書きでもあるのです。ですから(私は言います。)『ビジョンを書き記し、福音を宣べ伝えなさい』」

ケニー氏の動画は、最後の5年間、ケニー氏の牧師であったエリック・トネス氏によって紹介された。トネス氏は、カリフォルニア州ラミラダにあるグレース福音自由教会の牧師をしている。

「ご家族がケニーの追悼式を計画していたとき、彼のことだから追悼式でも目立ちたいと思っているはずだと、ご家族は考えました」。トネス氏はそう冗談を語りながら、「それで、この追悼式にゲストスピーカーを招いたのですが、何を隠そう、それは動画の中のケニー・ジョセフです」と紹介した。

日本で半世紀以上仕えた宣教師 ケニー・ジョセフ氏の特別追悼式、東京で開催
生前のケニー氏も動画で登場した。

石井牧師は、自身の父親とケニー氏が旧知の仲であったことを述べ、式ではケニー氏の功績をたたえた。

「ケニーさんが日本でまいた種は、成長して、実を結び続けるでしょう」「私たちの教会は、その実の一例です。日本には、ケニーさんの霊の子どもたちがたくさんいます。私たちはまさにその一例なのです」

ケニー氏の教会である「めぐみ教会」で長年仕えてきた教会員である松田美沙子さんと加藤春美さんも、ケニー氏と共に歩んだ積年の思いを語った。松田さんは、1973年に自身が初めて教会に出席した頃の思い出を語った。

ロバート氏は、「父は私たちに、神には子どもしかおらず、孫などいないと教えてくれました」と語った。父のケニー氏は「お前たち自身の信仰を持つことが大切だ。親の信仰には何の力もない。お前たち自身が、自分で神を信じなければならないのだ」と言っていたという。

最後にマーク氏が次のように語った。

「皆さんが父に敬意を表せる方法はたくさんあると思います。カードやギフト、お花などです。しかし、父が一番望むであろう方法は、今、父がしている旅に向けて、皆さんも備えをすることです。この会場を去るとき、その旅の備えができていないということがないようにしてください。神と正しい関係を持つことなしに、この場を去って行かないようにしていただきたいのです」

ケニー氏は、カリフォルニア州ラミラダにあるオリーブ・ローン記念公園内の墓所に眠っている。ロサンゼルスでは今年後半にも、米国人が宣教師として日本に行くのを助ける「ケニー・ジョセフ研究所」(KJI)を設立する計画が進行中だ。

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