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闇から光へ~的外れからの解放~(35)突然の降板 佐伯玲子

2017年6月19日15時27分 コラムニスト : 佐伯玲子 印刷
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テレビ朝日「お昼の独占!女の60分」(以下、「独占!」)にて、「プロレス」「トライアスロン」など、過酷な体験レポートを次々とこなし、番組内で個人的な評価は得られたものの、視聴率は低迷の一途をたどり、制作的に苦戦を強いられていました。

お昼といえば、フジテレビ「笑っていいとも」、日本テレビ「思いっきりテレビ」が「二大巨頭」として君臨していたからです。しかし、それを知らされないまま、私は、名古屋・中日劇場公演「ピーターパン」(ホリプロ・ミュージカル)の舞台へと旅立ったのです。

愛知県出身の私にとって、名古屋の中日劇場に出演することは、まさに「凱旋公演」でした! 中日劇場は、宝塚や東宝ミュージカルなどの作品を数多く上演していた、中部地区ではトップクラスの大劇場でした。そこに立てることは、とても大きな喜びでした。

その時のピーターパン役は「相原勇」さん、海賊のスミーとチェッコ役は「青空球児・好児」師匠で、お笑い界の大先輩のお2人と、同じ海賊チームでご一緒できたことは、大いに良い勉強になりました。食事にもよく連れて行っていただき、大変お世話になりました。

また同時期、同じく名古屋の御園座では、「独占!」のメインMC、朝丘雪路さんの座長公演があり、楽屋見舞いにもお邪魔させていただきました。たくさんの地元の友達が、家族ぐるみで観劇に来てくれたり、地元の新聞に取材を受けたりと、小さいながらも故郷に錦を飾れ、たくさんの楽しい思い出を作ることができました。それを糧に「また東京で頑張るぞ!」と、意気揚々と帰京したのです。

しかし・・・待っていたのは、「独占!」の打ち切りでした。私がいない間、男性レポーターも導入して、体当たり企画を無くし、芸能スキャンダル・事件・生活情報などを中心としたワイドショー番組へと、大幅なテコ入れを行ったものの、視聴率回復には至らず、わずか半年で終了となったのです。

こうして、17年間にわたって放送された長寿番組「独占!女の60分」は、静かに幕を下ろしました。命懸けで頑張ったのに・・・あっけない幕切れでした。

これを皮切りに、負の連鎖が始まりました。3年間レポーターを務めていた、ニッポン放送「鶴光の噂のゴールデンアワー」を、突然降板することになったのです! 「ピーターパン」の全国ツアーをやらせたいHマネージャーと、「生番組のレギュラーを頻繁に休まれては困る」というMディレクターの意向が対立し、大いにもめた挙句、降板となってしまったのです。

Mさんには、「玲子は悪くない。でも、Hさんとは仕事できない! ごめん!」と、謝られました。私は「独占!」に続き、大好きな鶴光師匠の番組までも失ってしまったのです。そればかりか、「ピーターパン」の海賊ケイト役も、私ができないと思われたようで、他の人に決まってしまっていたのです。こうして私は、一挙にすべてのレギュラーの仕事を失いました。

その後、単発の仕事だけでは生活できなくなり、役者仲間が経営していた清掃会社にアルバイトで雇ってもらうことになりました。厳しい状況に立たされてもなお「X」に洗脳されていた私は、「お墓参りが足りないからなのだろうか?・・・私のお墓のお清めの仕方が悪いのか・・・?」と考えました。

「Xを信じていることが問題なのだ!」と気付かなかったことが、後の人生のつまずきをさらに大きくする原因となっていくのです。しかし、不運の中にいても、「限界ギリギリで助かる!」・・・という、変な自信もありました。それまでに何度も崖っぷちで救われる経験をしてきたからです。

それは、いつも私の手をつかみ、引き上げ助けてくださった「イエス様の愛」だった・・・そして、「助かる!」という思いは、「イエス様」が与えてくださった「心の平安」だった・・・だから、そんな時にも「忍耐」を持って頑張れたのだと、今は感謝しています。

そして・・・その甲斐あって、ついに人生の大きな転機となるチャンスが訪れたのです!!(つづく)

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佐伯玲子

佐伯玲子(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

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