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英総選挙受け、英国福音同盟が声明 不確かな時代にクリスチャンがすべき4つのこと

2017年6月14日23時53分 翻訳者 : 野田欣一 印刷
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+英国会議事堂・ウェストミンスター宮殿
英国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)=2012年6月(写真:Gordon Wrigley)
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8日に行われた英総選挙の結果、テリーザ・メイ首相率いる与党・保守党が第1党を維持したものの、議席数を減らし、英議会がどの政党も過半数に達しない「ハングパーラメント(宙づり議会)」になったことを受け、英国福音同盟(EA)は9日、声明「祈り、証しし、望む時」(英語)を発表した。声明は、今回の選挙結果により、議員の地位が「一時的」なものであることがあらためて示されたとする一方、英国社会が「重層的に」分断されていると警告。こうした不確かな時代にあって、クリスチャンがすべき4つのことを提言した。

EAでアドボカシー(権利擁護活動)を担当するデイブ・ランドラム氏は、「選挙によって、政治家たちは、自分たちの地位がいかに危ういものであるかをあらためて思い起こしますが、まさに昨夜、私たちもそれを見たのです。私たちの民主主義は尊いものですが、しかし同時に手厳しいものです。今回の選挙で、私たちの社会がいかに何層にも分断されているかをあらためて知ることになりました」と述べた。

2011年まで英国聖書協会の議会担当官を務めていたランドラム氏は、自分たちの望む国家について、祈りと内省をするように求めた。

「予測のできない時代にあって、私たちは心を1つにして、政治に関わる人々のために祈る必要があります。メイ首相と保守党は過半数を上回ることなく政権を形成しようとしていますが、これは私たちがどういう社会を望んでいるかを、今一度考える機会です」

「今回の選挙結果は、英国全体にショックを与えました。スコットランドでは、スコットランド国民党(SNP)が21議席を失い、かろうじて第1党に留まりました。北アイルランドの民主統一党(DUP)は、これから政界に影響力を増す存在となっていくでしょう」

英国からのスコットランド独立を掲げるSNPは2年前の総選挙で、スコットランド地域の59議席のうち56議席を獲得するなど大躍進したが、独立の是非を問う2度目の住民投票を掲げた今回の総選挙では、大幅に議席を減らし、副党首や前党首も落選した。一方、選挙前より12議席減らし、318議席となった保守党は現在、過半数の326議席を確保するため、10議席を持つDUPと閣外協力に向けた協議を進めており、2党の動向が注目を集めている。

ランドラム氏は、こうした不確かな時代にあって、クリスチャンがすべきこととして、4つのことを提言している。

「第1に、私たちの社会の平和と一致のために祈ることです。第2は、国々の希望としてイエスにある信仰を分かち合いつつ、教会が私たちの社会に対し、平和と一致を証しすることです。第3は、私たちが望んでいる社会のビジョンを伝えることです。それは、愛と真理、自由と正義が行き渡る社会です。そして第4は、クリスチャンが率先して今以上に社会の変革に関わっていくことです。なぜなら、社会から身を引くことは選択肢とはならないからです」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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