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100万人の巡礼者、ローマでキリストの受難と復活を記念

2017年4月13日18時10分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
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+バチカン・サンピエトロ大聖堂
バチカンのサンピエトロ大聖堂からの眺め(写真:Diliff)
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聖週間(受難週)と復活祭の式典のために、この期間、バチカン(ローマ教皇庁)のあるローマには、多くのキリスト教徒が訪れる。1年で最も神聖とされる聖週間(今年は4月9〜15日)には、少なくとも100万人の来訪が見込まれており、復活祭の16日に最高潮を迎える。

聖木曜日の13日、教皇フランシスコは洗足式を行うため、ローマの東約60キロにある刑務所を訪問し、受刑囚らの足を洗う。昨年はローマ郊外の難民センターを訪問し、キリスト教徒だけでなく、命の危険から中東を逃れてきたイスラム教徒やコプト正教徒、ヒンズー教徒の難民らの足を洗い、口づけをした。

今年は、シリアやイラン、イラクで起きた出来事が世界中に影を落とす中、枝の主日(棕櫚[しゅろ]の主日)の9日に起きたエジプトの教会爆破テロの衝撃も加わり、観光客らは永遠の都の警備が強化されていることを実感している。

「安全が確保されているのを感じます。これほどまでに安全確保が求められる現実を見ると、いつも心が痛みます」と、観光客らはローマのカトリック系テレビ局「ローマ・リポーツ」(英語)に語った。「警官や兵士が大勢いて、何もかもが統制されています」

こうした対策は観光客らに安心感をもたらしている。「個人的には危険を感じたことはありません」と観光客の1人は語った。

聖金曜日の14日には、教皇が午後5時からバチカンのサンピエトロ大聖堂で、キリストの受難式典を執り行う。午後9時15分からは、伝統のヴィア・クルキス(ヴィア・ドロローサ、「十字架の道」「苦難の道」の意)がローマ市内のコロッセオで催され、その後、教皇は群衆と会見し、伝統の祝福をする。

聖土曜日の午後8時半からは、サンピエトロ大聖堂で復活のろうそくをともした行列の中で祝福がささげられ、復活の聖なる徹夜祭が始まる。翌日の復活祭には、教皇がサンピエトロ広場でミサを執り行い、その後、サンピエトロ大聖堂の中央バルコニーからローマと世界に向けて、「ウルビ・エト・オルビ」(「ローマと世界へ」の意)のメッセージを送り、祝福をする。

教皇はウルビ・エト・オルビの中で、貧しい人々やホームレス、増え続ける中東難民、中東地域における紛争激化による脅威の増大などに重点を置くものと考えられている。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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