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この時聖書を開いた(30)ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる 畠山義則

2017年3月11日07時57分 執筆者 : カレブの会 印刷
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ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる
書道教室 望永書院 畠山義則

「神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださる」(ローマ人への手紙8章28節)

私は1970年にソフトウエアの専門会社に入り、プログラム作りからSE部門、スタッフ部門を経験してきました。ソフトウエア一筋といっても、70~80年代前半は大型機、80年代中頃から中・小型機の時代を経て、90年代にパソコンの時代に入りました。会社の仕事も、別会社になったのかと思うほどの変わりようでした。

2007年に定年を迎えましたが、退職後のことを考える時間も考え、退職を1年延長して2008年11月に退職しました。

40代初めの頃、子どもの頃から好きだった書道を始めました。家のすぐ近くに書道教室があり、幸いでした。2001年に師範に合格しましたが、当時は書道教室をやることは考えていませんでした。

武田双雲(41)という書家がいますが、彼の具体的目標は、「50歳までに、世界中で1億人以上が感動する書活動を行う」というものでした。それならば、クリスチャンは神の言葉を知り、違った意味(よき訪れ「福音」)で世に語り掛け、影響を与えていきたいと強く思わされました。

退職の少し前から「書道教室」を始めようという気持ちが与えられ、計画を考え始めました。書道は師範でも書道教室開講は初めてのことですが、開講の計画を立て、具体的に準備し、PR(案内配布、メールも活用)など、会社の経験がなかったら難しかったと思います。仕事でパソコンを覚えたのも、随分役に立ちました。

最近は、一般の書道展でも聖書の言葉を書くようにしています。書道は、漢字、仮名、文字数、字体、何を書くか(字がうまくても、自己主張したいものがないと難しい)など、書く文字を選ぶことが大切なことです。

モーセは80歳でパロの前に立った(出エジプトの交渉を始めた)と出エジプト記7章に書いてありますが、その前の80年は、準備の期間だったと言えると思います。サラリーマンは、現役で約40年働き、長いように思えます。しかし、終わってみると今は体力的にもまだ何かできますし、平均寿命から考えても、個人差はありますが、退職後20年~30年生きることになります。ですから、現役の時とは違った形で役に立てると考えています。

最近の講演会で聞いたのですが、「有用性より存在の仕方こそ」、つまり実社会で役立つことから「人生の円熟期に向かう時期に、内面的な生活を深め、周りの人を喜ばすような『人生の秋』としたい」と語っておられたのが印象に残っています。つまり、生き方の質の「ギアチェンジの時期です」ということでしょう。

約2千年前、パウロは「神のご計画に従って召された人々のためには、神はすべてのことを働かせて益としてくださる」(ローマ8章28節)と書いています。現役の時には分からなかったのですが、過去の経験が熟年期に生かされると言えるのです。

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【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、全国のキリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

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カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。
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