「神がおられる限り、決して独りではない」 米国家朝祷会でトランプ氏

2017年2月4日22時35分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
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+「神がおられる限り、決して独りではない」 米国家朝祷会でトランプ氏
米連邦最高裁判事にニコール・ゴーサッチ連邦控訴裁判事を指名するドナルド・トランプ米大統領(左)=1日(写真:同大統領の公式ツイッターより)
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ドナルド・トランプ米大統領は2日、首都ワシントンで開催された国家朝餐祈祷会で演説し、宗教の自由に対する脅威に危機感を示す一方、「神がおられる限り、私たちは決して独りではありません」と語った。また、宗教団体の政治活動を妨げる「ジョンソン修正条項」を撤廃するとした公約を繰り返し述べた。

「私が全米を巡回して最もよく耳にするのは、『あなた(トランプ氏)のために祈っています』という心に響く言葉です」とトランプ氏。演説では、「私は教会に通う家庭で育ったことで祝福されました。母と父は、多く与えられた人は多く求められると教えてくれました。幼い頃、母が私たちに教えてくれたその聖書に手を置き、私は就任の宣誓をしました。その信仰は私の心の中で日々生き続けています」と語った。

さらに、「この会場におられる方々の経歴は実に多様です。皆さんは非常に多くの宗教的背景を持っておられ、さまざまな意見を持っておられますが、私たちは皆、創造主を信じる信仰において1つに結ばれており、主の前に平等だという堅固な思いで結ばれています。私たちは魂を持つ人間であって、単なる血肉ではありません。自由は政府による贈り物ではなく、神の贈り物であるという基盤の上に、この国は形成されたのです」と続けた。

また、軍に敬意を表し、「わが国の兵士たちは、重要なのは党やイデオロギー、信条ではなく、全てを1つに結び合わせている忠誠心の絆であることを理解しています。米国は信仰を持つ人々の国です」と語った。

宗教の自由に対する脅威についても言及。「宗教の自由は神聖なる権利ですが、それもまた私たちの目前で脅威にさらされており、世界はさまざまな点で非常に深刻な脅威にさらされています。大統領に就任する以前は、これほどひどく、またこれほど公然と宗教の自由が脅威にさらされているのを目にしたことがありませんでした。世界は問題を抱えていますが、私たちはそれを解決していかなければなりません。それが私の仕事です。私の仕事は問題を解決することです。私たちは問題を解決していきましょう」と語った。

難民の入国一時停止などを命じた大統領令についても触れ、これは宗教の自由を守るためのものだとし、米国を安全で自由な国にすると約束した。

「神がおられる限り、私たちは決して独りではありません。夜回りの兵士であろうと、遅番のシングルペアレント(ひとり親)であろうと、神は常に元気づけてくださり、力と慰めを与えてくださいます。ですから私たちは、遂行し続ける必要があるのです」と、トランプ氏は述べた。

また、祈祷会に参加した数百人の宗教指導者を前に、「私はジョンソン修正条項を完全に廃止し、信仰の代表者が報復を恐れることなく自由に話せるようにします」と表明した。ジョンソン修正条項は1954年、当時上院議員であったリンドン・ジョンソン元米大統領の後押しで成立した税法の修正条項。教会などの組織が、政治候補者に対する支持・不支持を表明した場合、税免除資格を剥奪するという内容で、宗教指導者の中では長年、表現の自由を制限しているという批判の声があったという。

国家朝餐祈祷会は、毎年2月第1木曜日に開催される恒例の行事で、1953年から60年以上続いている。毎回、現職の大統領が演説するのが伝統となっている。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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