牧師の小窓(62)私ががんを克服できたのは 福江等

2017年1月9日07時48分 コラムニスト : 福江等 印刷
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キャロル・クイケンドールさん
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今回はガイドポストというクリスチャンのネットジャーナルに記載されていましたキャロル・クイケンドールという方の信仰の証しをご紹介いたします。

「もしあなたが神に用いられる人になるとしたら、神はあなたにさまざまな経験を通らせるでしょう。それらの経験はあなたにとっては全く意味のない経験かもしれません。しかし、あなたが神の手の中で有用な者となるようにと意図された経験なのです」――オズワルド・チェンバーズ

この引用句を私が数年前にパソコンの上に張り付けたときは、子宮がんのステージ4という診断から神が何か益となるものをもたらしてくださることを覚えておきたいためでした。ところが、これらの言葉が後にどれほど大きな意味を持つようになるか想像もできませんでした。

最初、診断を受けたときは、余命2年と宣告されました。私はその宣告と闘う代わりに、私の人生の目的をそれに合わせるようにしました。つまり、私が思っていたより随分と早く死が来ることを意味していましたが、私に与えられている時間の中で一番大切なことをして、この新しい旅路の一足一足で必要なことを神が備えてくださることを信頼していくということでした。ところが、私は死ななかったのです。そして、宣告から5年が経過したとき、がんの生存者として新しい人生の目的を見いだせるだろうかと考えました。

間もなく、電話が鳴り始めて、最近がんの宣告を受けたという人々が自らを名乗りだしたのです。「どうやってがんを克服したのですか」という質問を何度も何度も聞かれて、少なからず戸惑いました。私には砂糖を摂らないようにとか、生野菜だけを食べるようにとかというアドバイスのリストがなかったのです。

「私ががんを克服できたのは、私が何かをしたというより、神様がしてくださったことなのです」と答えました。そして、神様が私の旅路をどのように備え、力を与えてくださったかを語っているのです。このような会話を通して、自分の経験がいかに人々に希望や力を与えるかを発見しています。(一部略)私は新しい人生の目的を見つけたのです。

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福江等

福江等(ふくえ・ひとし)

1947年、香川県生まれ。1966年、上智大学文学部英文科に入学。1984年、ボストン大学大学院卒、神学博士号修得。1973年、高知加賀野井キリスト教会創立。2001年(フィリピン)アジア・パシフィック・ナザレン神学大学院教授、学長。現在、高知加賀野井キリスト教会牧師、高知刑務所教誨師、高知県立大学非常勤講師。著書に『主が聖であられるように』(訳書)、『聖化の説教[旧約篇Ⅱ]―牧師17人が語るホーリネスの恵み』(共著)など。

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