30代のクリスチャン夫妻、貯金で購入した新居を難民に提供 英国

2016年12月15日18時08分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
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ギリシャとの国境に近いマケドニアの都市ゲブゲリヤに集まる難民たち=2015年8月24日(写真:Dragan Tatic / Bundesministerium für Europa, Integration und Äusseres)
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英国在住のあるクリスチャンの夫婦が、貯金を使って購入した新居を、難民申請者に無償で貸し出すことにした。

いずれも35歳のマシュー・ネビルさんと妻のステフさんは今年初め、ローンを組み、貯金を頭金にして、英国第2の都市バーミンガムに、寝室が3つある10万ポンド相当(約1480万円)の新居を購入した。

しかしその後、難民や移民の窮状に関する記事を読み、慈善団体「ホープ・プロジェクツ」を通して入居者を募集し、困窮する人々に新居の鍵を手渡すことにした。ホープ・プロジェクツは、バーミンガムがあるウエストミッドランド州の難民申請者を支援している。

家自体は夫妻が引き続き所有するが、2人は今後も近隣教会の上階にある共同施設で暮らすことにしている。さらに夫妻は、難民たちのために、1年間分の光熱費なども工面したという。

小学校の教師であるステフさんは、次のように語った。

「多くの人と同じように私たち夫婦も、家を購入するために働いたお金で貯金をしてきました。でもいざ家を購入してみると、貧困生活にあえぐ人たちがいることを知ったのです。その人たちの方が、私たちよりもはるかに住む場所を必要としていました。私たちはカーズレイン教会に3年間住んでいて本当に満足しているので、家がなくても大丈夫なのです」

「マシューと私は引き続き家を所有しますが、ホープ・プロジェクツに頼んで、その家の入居者を見つけてもらうことにしました。私たちはその家に自分たちのお金を投資し、また、文字通り何も持たない人たちを助けることにもなりますので、これは完璧な解決策と言えます。その家に入居してくる人たちには持ち金がありませんので、最初の1年間の必要経費も何とか工面しました。難民申請者についてはとても否定的な意見もあります。ですから私たちは、あの家や入居者が批判の標的にされないよう願っています。彼らは母国で十分に苦しんでおり、ここに逃げて来るまでにも苦労しています。ですから新しい家に入ってまで非難されることがないよう願っています」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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