iPhone や iPad などで使用されているOS「iOS」の標準ブラウザ「Safari(サファリ)」で27日、突然クラッシュして落ちてしまう不具合が多数報告されている。
不具合は、検索機能も兼ね備えている Safari のアドレスバーをタップすると、 Safari が強制終了してしまうというもの。ブックマークなどで保存しているサイトをタップして閲覧することは可能だが、アドレスバーに直接URLを入力しようとしたり、アドレスバーにキーワードを入れて検索しようとしたりすると、 Safari が強制的に終了してしまう。
最新バージョンの「iOS 9.2.1」にアップデートすると解決する場合もあるが、「iOS 9.2.1」でも同様の不具合が見られるケースもあるという。
また不具合は、iPhone だけでなく、iPad など iOS が使用されているデバイスで見られるという。
この不具合を解決する方法としては、「設定」の「Safari」を選択し、「Safari検索候補」の項目をオフにすることがネットで紹介されている。こうすることで、検索時に候補を表示させる機能が使えなくなるが、アドレスバーをタップしても Safari が強制終了することはないという。