2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は21日、トヨタ自動車の豊田章男社長(59)が同日付で、同委副会長を辞任したと発表した。今後、近日中に評議員会を開催し、新たに理事を選任後、理事会で後任の副会長を選任する予定。
辞任は豊田副会長本人の意向で、読売新聞によると、後任はパナソニックの津賀一宏社長(59)が内定しているという。
以下、豊田副会長のコメント。
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私は、組織委員会の理事・副会長を辞任し、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の会長、経団連のオリンピック・パラリンピック等推進委員会の委員長として、経済界としての大会支援に専念することと致しました。
リオ大会を前に、組織委員会と経済界の連携がますます重要になってくることから、私自身の役割・立場を整理し、経済界としての大会支援体制を更に充実強化していきたいと考えました。
今後とも、組織委員会と経済界をしっかりつなぎ、大会成功のために、これまで以上に努力して参る所存です。