なにゆえキリストの道なのか ~ぶしつけな240の質問に答える~(1)宗教について 正木弥

2015年8月16日22時49分 コラムニスト : 正木弥 印刷
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宗教について

どの宗教も究極は同じだ。「同じ高嶺(たかね)の月を見るかな」ということだ。その高嶺に向かう登り道はいろいろあっていいのではないか。

確かによく似た宗教も多いですね。しかし、主要な宗教はそれぞれに大きく違っています。究極すなわち目指している理想郷が違います。現世ご利益なのか、悟りによる心の平安なのか、相互協力の共同体なのか、精神修養による強い自分になることなのか、極楽浄土へ行くことなのか、違っています。加えて、多くはそれが表向きだけで、本音が別のところにあったり、実態が遠くかけ離れていたりします。中には、組織の奴隷にするものも結構多いようです。また、中には教祖ら幹部の邪悪な欲が絡まっているものすらあります(多くの宗教にそんな例が見られました)。このごろの悪徳商法が何を買わせるか分らないように、宗教もうっかりするとどこへ連れていかれるか分からないのです。

従って、宗教はどこが違ってどこが同じなのか、よく見究めねばなりません。自分の大事な人生の時間とエネルギーを振り向け、自分の大切な大切な魂を託すものですから、よく調べ、よく質問して納得がいくまで本質を見抜き、正体を見届けるべきです。

“キリストの道”についてもよく見てください。その場合は何よりも経典である“聖書”を見ることが肝心です。聖書から外れているキリスト教が全くないわけではありません。しかし、聖書こそキリスト教の特質であるのです。聖書だけによって立つ点で他のどんな宗教とも違います。聖書に記されているとおり、ユニークな唯一の神を信じ、聖書に記されているように、イエス・キリストのしたこと言ったこと約束したことを信じて生きる、それが“キリストの道”です。十字架の犠牲の死、罪の赦(ゆる)し、慰めの福音、知恵と力、愛の教え、最後の審判と復活・永遠のいのち、これらは他のどの宗教にも得られません。

なお、聖書を使う“ものみの塔”〔エホバの証人〕や、キリストを名前にとり入れている世界基督教統一神霊協会、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)などは、重大な点で違いがありますから、キリスト教ではありません。間違わないよう、注意してください。

■ なにゆえキリストの道なのか: (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)
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正木弥

正木弥(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
なにゆえキリストの道なのか 〜ぶしつけな240の質問に答える〜 増補版
仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版
ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ

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